OSI参照モデル 超インタラクティブマスター 2.0

図解アニメーション・全層の詳細実動作例・10問の完全クイズ

ネットワーク概念の土台

OSI参照モデルとは?

OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルは、世界中のコンピュータが共通のルールで通信できるように、ISO(国際標準化機構)が策定した設計ガイドラインです。

本来複雑極まりない通信処理を**7つの「役割(階層)」**に分離することで、「どこで不具合が起きているか」を特定しやすくし、メーカーを問わない自由なネットワーク機器の開発を可能にしています。

💡 覚えておくべき超重要キーワード
📦 カプセル化 (Encapsulation)

送信側のPCが、上の層(L7)から下の層(L1)へとデータを受け渡す際、各層固有の制御データ(ヘッダー)を付加していくプロセス。

✉️ 非カプセル化 (Decapsulation)

受信側のPCが、届いたデータから下の層(L1)から上の層(L7)へ向かって、自層のヘッダーを解析・取り外していくプロセス。

📄 ➔ 📨 ➔ 📦 ➔ 🌐
身近な例え:「国際郵便」

L7: 便箋に「注文します」とメッセージを書く
L6: 相手の読める言語(英語)に翻訳し暗号化する
L5: 会話が噛み合っているか(ログインの確認)管理する
L4: 紛失を防ぐために「書留」か「普通」かを決める
L3: 世界中へ届くように国名・住所(IPアドレス)を書く
L2: 近くの郵便局間を移動させるため封筒(MAC)に入れる
L1: トラックや航空路(物理ケーブル)を使い運搬する

動く!カプセル化・実動作ビジュアライザー

データが各階層を通る時に、どのような「実際の通信動作」が起きるか。中間のアニメーションエリアでリアルに確認できます。

🖥️ 送信元 (PC A) カプセル化 (包む)
⚙️ 各レイヤーの「現実世界」の処理動作
🔍
実動作データ

📟 実際の通信データの文字列例:
データなし
01010011011001010110111001100100011010010110111001100101
「自動再生」または「次へ」をクリックして、データ通信の流れを1ステップずつ追ってみましょう!
🖥️ 送信先 (PC B) 非カプセル化 (解く)
📊 回線を流れる「データ構造」(プロトコルデータ単位: PDU)

※下のヘッダーブロックをクリックすると、どのような情報が詰まっているかを確認できます!

7つの階層 徹底解説

各レイヤーを選択すると、詳細な解説、主要なプロトコル、郵便の比喩、実務での具体的な役割が右側に表示されます。

🖱️

各レイヤーを選択してください

左側のレイヤースタックをタップ、またはクリックすると詳細な仕様が表示されます。

暗記攻略!合計6つの強力な語呂合わせ & 並べ替えパズル

日本語と英語それぞれの名作語呂合わせを合計6つ並べました。自分に合うものを選んで記憶に刻みましょう!

1. 日本語の超定番 (L1 ➔ L7) 🐷

アプセトネデブ

日本の全インフラエンジニアの基本中の基本。下位の「物理(ぶつり)」を「ぶ」に置き換え、下から上へと順番につなぎ合わせた呪文です。

:アプリケーション (L7)
:プレゼンテーション (L6)
:セッション (L5)
:トランスポート (L4)
:ネットワーク (L3)
:データリンク (L2)
:物理層 (L1)
2. イメージストーリー (L1 ➔ L7) 🐯

ぶっ飛んだネットのトラに説教、プレゼントアプリ

「ネット上でぶっ飛んだトラ(虎)に出会って説教し、なぜかお詫びにアプリをプレゼントされた」というユーモラスな映像を頭に描くと忘れません。

ぶっ:物理層 (L1)
と(ん):データリンク (L2)
ネット:ネットワーク (L3)
トラ:トランスポート (L4)
説教(せ):セッション (L5)
プレ:プレゼンテーション (L6)
アプリ:アプリケーション (L7)
3. 上から順ストーリー (L7 ➔ L1) 📱

アプリでセッション、トントン拍子にデブる物理

「美味しいデリバリー飯アプリを入れて毎晩美味しいセッションを続けていたら、トントン拍子に体重が物理的に増えた(デブる)」という悲しい物語。

アプリ:アプリケーション (L7)
プレ(デ):プレゼンテーション (L6)
セッション:セッション (L5)
ト(ントン):トランスポート (L4)
ネット(ン):ネットワーク (L3)
デ(ブる):データリンク (L2)
物理:物理層 (L1)
4. 英語圏大定番 (L7 ➔ L1) 💻

All People Seem To Need Data Processing

「すべての人間はデータ処理を必要としているようだ」という、IT業界らしい意味のよく通る最も有名な英語のアクロニム(頭字語)です。

All ➔ L7: Application
People ➔ L6: Presentation
Seem ➔ L5: Session
To ➔ L4: Transport
Need ➔ L3: Network
Data ➔ L2: Data Link
Processing ➔ L1: Physical
5. 英語ピザ編 (L1 ➔ L7) 🍕

Please Do Not Throw Sausage Pizza Away

「ソーセージピザをゴミ箱に投げ捨てないでください!」という、ユニークで海外の学生の間で最高に親しまれているフレーズです。

Please ➔ L1: Physical
Do ➔ L2: Data Link
Not ➔ L3: Network
Throw ➔ L4: Transport
Sausage ➔ L5: Session
Pizza ➔ L6: Presentation
Away ➔ L7: Application
6. 英語エンタメ編 (L1 ➔ L7) 🎤

People Don't Need To See Paula Abdul

「人々はポーラ・アブドゥル(著名ポップシンガー)のステージを見る必要などない」という、アメリカで長年使われている古典的ジョーク系語呂合わせ。

People ➔ L1: Physical
Don't ➔ L2: Data Link
Need ➔ L3: Network
To ➔ L4: Transport
See ➔ L5: Session
Paula ➔ L6: Presentation
Abdul ➔ L7: Application

🎮 レイヤー並べ替えパズル

各レイヤーカードをクリックして、第1層(最下部)から第7層(最上部)へ下から積み上げるように並べ替えましょう!

選択可能なレイヤー
並べ替えスロット(下が1層・上が7層) 0 / 7 正解

ネットワーク知識を定着!理解度クイズ (10問)

CCNA・ITパスポート・基本情報等の試験で特に出題される「急所」に絞った10問の厳選クイズです。

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